エンジンの慣らし運転は、どうしたらいいのですか? |
ならし走行の方法 1 新品購入時 KT.PRDエンジン参考例
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走行スピードは記入していますが、サーキット、ギヤー比、O/H方法で変わります 調整の仕方で内容が変わりますので購入したお店で、相談して行ないましょう。 |
1)エンジンが止まらない様に約15k/hくらいで3周くらい一定速度で走行後、 少しずつスピードを上げながら30k/hくらいまでアクセルを踏んでいく。 (5分〜10分) エンジンを一度冷やします。(休憩) プラグは、ブレーキクリーナーで、洗浄すると、いいです。 2)30k/h位で2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少しずつ スピードを上げていきます。中速慣らし約40〜50k/hで10分〜15分 エンジンを冷やします。(休憩) この間にエンジンの増し締め点検(ヘッドボルト、エキパイ、キャブ取付部) プラグは、洗浄(かぶった時は交換したほうがいいです。) 3)30k/h位で約2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少し ずつスピードを上げていきます。中速慣らし約50〜70k/hで10分〜15分 エンジンを冷やします。(休憩)、プラグは、洗浄 4)40k/h位で約2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少しずつ スピードを上げていきます。中速慣らし約60〜80k/hで10分〜15分 エンジンを冷やします。(休憩)プラグは、洗浄 5)40k/h位で約2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少しずつ スピードを上げたあと最後の方は全開走行にします。70k〜95k/h 全開走行はキャブセットを濃くして行ってください。 10分 エンジンを冷やします。(休憩)、プラグは、洗浄 6) 以上で通常の走行ができます(最高スピード約100k位の慣らし例です。) 注記 PRDエンジンの場合増締め回数はベースガスケットが厚いものを(例 0.4mm) を使用して組まれている場合(ショップに問い 合わせて)マシ締め回数を慣らし中 毎回おこなって下さい。 キャブ取り付けボルトも毎回して下さい。 |
Q1)エンジンの慣らし中にプラグが濡れて、失火するために、エンジンの かかりが悪い時の対策は、ありますか? A1)ピットインする時に、キャブを絞って帰ってくると次にかかり易いです。 Q2)走行中に、、バックファイヤー(変な音)がしましたが問題はありませんか A2)バックファイヤーは、エンジンケース内部での爆発とチャンバー内部での 爆発が考えられます、大体の場合は両方で爆発しますが、ケース内部で の爆発の場合はベアリング、キャブなどが痛みやすいです。かかりにくい 時はプラグを交換して、バックファイヤーを起こさないようにしましょう。 Q3)夏と冬で慣らしの仕方は変わりますか? A3)寒い季節の慣らしは最初に遅いスピードで2週より長く乗って、 エンジンが温まってから、スピードを上げたほうがいいです。 Q4)慣らしの途中かぶってしまい、プラグを新品にしてもエンジンが かからないのですが、どうしたらいいですか? エンジン、ホースに問題がない場合 A4) エンジン、ホースに問題がない場合 1、サイレンサーBOX内に ガソリンがたまっている場合、 BOXをはずして掃除 2、エンジン内部にガソリンがたまっている場合。 プラグをはずして、不圧ホース(KT,PRD)をはずして、 タイヤを廻すとガソリンが抜けます。 PRDの場合一度かぶったプラグはかかりにくいです、交換することを薦めます。 |
新品のエンジンは単なるエンジンの慣らし(パーツのあたり付け)だけではなく、 エンジン内部の、爆発により、急激に全開走行をすると異常な熱と圧力により エンジン本体が最初の走行時は歪みが出やすくなるため少しずつスピードを 上げて(熱を加えて)、素性の良いエンジンを作ってください。 |
虎の巻き (カート界ではしている人は少ないですね)
1回目の慣らしをカートスタンド上でする方法もあります。
回転数を高くしないで、5分程度行います。
注記) エンジンを触るとお風呂の温度位まで温度を上げるくらいです。
エンジン負担が少ない為傷等が付きにくく軽く当たりが付きます。
ならし走行方法 2 フルオーバーホール時 KT.PRD参考例 | |
走行スピードは記入していますが、走行サーキット、 ギヤー比、メンテナンスの仕方などでも変わります。 オーバーホールの仕方によって慣らしの時間は、変わります。 |
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1)エンジンが止まらない様に約15k/hくらいで3周くらい一定速度で走行後、 少しずつスピードを上げながら40k/hくらいまでアクセルを踏んでいく。 (10分) エンジンを一度冷やします。(休憩) プラグは、ブレーキクリーナーで、洗浄すると、いいです。 2)30k/h位で2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少しずつ スピードを上げていきます。中速慣らし約40〜70k/hで15分 エンジンを冷やします。(休憩) この間にエンジンの増し締め点検(ヘッドボルト、エキパイ、キャブ取付部) プラグは、洗浄(かぶった時は交換したほうがいい場合もあります。) 3)30k/h位で約2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少し ずつスピードを上げていきます。中速慣らし約50〜90k/hで15分 エンジンを冷やします。(休憩)増し締め点検、プラグは、洗浄 4)40k/h位で約2週回ってからアクセルをオン/オフを繰り返しながら少しずつ スピードを上げたあと最後の方は全開走行にします。70k〜95k/h 全開走行はキャブセットを濃くして行ってください。10分 エンジンを冷やします。(休憩)増し締め点検、プラグは、洗浄 6) 以上で通常の走行ができます。(最高スピード約100k位の慣らし例です。) |
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オーバールエンジンは、一度走行済みのエンジンなので、エンジン本体 の歪みもでにくいため、慣らし時間は比較的少なくても大丈夫です。 |
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